「ほくろ」とは

ほくろとは

 生まれたばかりの赤ちゃんには、ほくろが見当たりません。ほくろは「メラニン色素」を作る「母斑細胞」というものが肌の深い部分である真皮内に増殖したもので、多くは20歳を過ぎてから出てくることが多いようです。
 「メラニン色素」という言葉は、シミの話題でもよく耳にする言葉です。ではシミとほくろの違いは何でしょう。
 シミはメラニン色素という色素だけが増えた状態です。一方、ほくろは先ほども述べたように、「細胞」が現れた一種の良性腫瘍です。ですから、シミとりレーザーはメラニン色素の黒い色を取り除きますが、ほくろの細胞には影響しません。そのため、ほくろは手術でとるか、専用のレーザーでないととれないのです。
 ほくろのほとんどは皮膚の良性の腫瘍ですので、そのまま残しておいてもほとんど問題はありませんが、近年は美容のことを考えて、ほくろを取る女性も増えています。

注意が必要となるほくろ

 注意が必要となるほくろは
・急に大きくなる。
・褐色から黒色に変化した。
・痛みがある。
・分泌物がでる。
・ 急に盛り上がったり、表面がデコボコしてきた。
というようなものです。
 悪性のほくろは滅多にありませんが、マリグナント・メラノーマという、「活動を始めると数ヶ月の命」というものもあります。専門医ですと一目で鑑別診断をしてくれますので、心配なら専門医の診断を受けることをお勧めします。